Awichの生い立ちまとめ!沖縄から世界へ羽ばたいたラッパーの原点とは?

沖縄発の実力派ラッパーAwich(エイウィッチ)。

その名を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

今や国内外から注目を集める彼女の音楽には、壮絶な人生経験がにじんでいます。

この記事では、Awichさんの生い立ちにフォーカスし、彼女の原点や転機をわかりやすく紹介します。

目次

プロフィール

プロフィール

名前:Awich(エイウィッチ)

本名:​浦崎 亜希子(うらさき あきこ)

生年月日:​1986年12月16日

出身地:​沖縄県那覇市

学歴:​インディアナポリス大学 起業学・マーケティング学部 卒業

所属:​ヒップホップクルー「YENTOWN」

レーベル:​ユニバーサルミュージックジャパン

代表作:『Shook Shook』『GILA GILA』『Queendom』など

家族:​娘(トヨミ・ジャミラ)

幼少期|米軍基地の街で育った少女

Awichさんが生まれ育ったのは、沖縄県那覇市。

町のあちこちに米軍基地があり、アメリカ文化と日本文化が交差する場所でした。

英語の音楽や映画、米軍基地で働く外国人たち。

そんな環境の中、幼い彼女は自然と英語に興味を持ち、9歳の頃には英語で日記を書き始めたといいます。

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子ども時代の英語日記が、ラップの原点だったのかも!

幼いながらも「自分の気持ちを文章で表すのが好き」だったAwichさん。

詩や短い物語を書くのも得意で、言葉を使って自分を表現する楽しさを、この時期に体で覚えていきました。

中高時代|詩とラップで言葉を研ぎ澄ます

中学に進むと、Awichさんは詩を書き始めます。自分の感情を言葉にして、ノートに綴る日々。

そんな中で出会ったのが、伝説的ラッパー「2Pac」のリリック。

彼のメッセージに衝撃を受け、歌詞を真似して書くことで、自分自身の言葉を磨いていきます。

高校時代には短期でアメリカに留学。日本とは違う文化や価値観に触れ、より深く表現と向き合うようになっていきました。

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「2Pacは私の先生みたいな存在」と語っています

音楽活動の始まり|Awichという名前の由来

14歳のとき、地元のコンピレーションアルバム『Orion Beat』に参加したことで、彼女の音楽活動が始まります。

そのとき名乗ったのが「Awich」という名前。

Asia Wish Child(アジアに生まれた希望の子ども)」の頭文字を取った造語です。

この時点で、すでに言葉とアイデンティティを音楽に乗せて表現していたのです。

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意味を知ると、より深く彼女の音楽が響いてきますね!

渡米と家族について|転機と悲劇の中で

高校卒業後はアメリカの大学に進学。起業学とマーケティングを学びつつ、現地でアメリカ人男性と結婚、娘を授かります。

しかし、その夫は銃撃事件に巻き込まれて命を落とすという悲劇が起こります。

Awichさんは母として、そしてアーティストとして生きるため、娘とともに日本へ帰国。

この経験が、彼女の音楽に深みとリアリティを与えたとも言われています。

再起とYENTOWN|音楽での再スタート

帰国後、音楽活動を本格的に再開。

2017年にはヒップホップクルー「YENTOWN」に加入します。

英語と日本語を自由に操るリリック、そして痛みや愛を包み隠さず表現するスタイルは、多くのリスナーを惹きつけました。

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「リアルな言葉って、人の心を動かす」

メジャーデビューと現在|表現者としての覚悟

2020年、ユニバーサルミュージックからメジャーデビュー。

シングル『Shook Shook』やEP『Partition』などをリリースし、国内外から高い評価を受けます。

彼女の音楽は、人生の喜びや苦しみ、すべてをさらけ出すような表現で、リスナーの共感を呼んでいます。

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Awichさんの生い立ちは、彼女の音楽そのものですね。

米軍基地の街で育ち、異文化と交わりながら言葉を磨き、愛と悲しみを経験し、それをすべてラップに昇華してきました。

今後の彼女の言葉にも、まだ知られざる物語がきっと詰まっているはずです。

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