2025年6月13日未明より、Amazon Web Services（AWS）において大規模な通信障害が発生しています。
クラウドインフラの根幹を支えるサービスでの障害とあって、多くの企業や個人ユーザーに影響が広がっており、SNS上でも「繋がらない」「ログインできない」といった声が相次いでいます。
今回は、「AWSの障害の原因は何か？」影響範囲や不具合の内容を速報ベースで整理しました。
【速報】AWSで大規模障害が発生中！何が起きている？
現在、AWSの各種サービスにアクセスできない、動作が遅延しているなどの報告が相次いでいます。
主に東京都心部を中心に、日本全国で通信関連のトラブルが広がっている模様です。
通信障害の発生時間と対象サービス一覧
障害が発生したのは、6月13日午前2時30分ごろから。
対象とされているのは以下のようなサービスです
- Discord
- YouTube
- Google Cloud／Google Maps／Google Gemini
- Amazon Web Services（AWS）
- Microsoft Azure
- Cloudflare
- Steam
- Character.AI
- Box
- ポケモンGO
- Rocket League
- スプラトゥーンシリーズ（任天堂）
など、企業が運営するECサイトやアプリにも影響が出ており、ユーザーの混乱が続いています。
SNSで広がる不具合報告とユーザーの声
X（旧Twitter）上では、「スプラ鯖落ちした」「うちのサービスが止まってる」などの投稿が殺到。
スプラ鯖落ちで通信エラー調べてみたら
— 猫乃そら (@Kabuki_friends) June 12, 2025
ポケモンGOもYouTubeもTwitchもNintendo Twitch ONLINEも通信障害が起こってるな
何が原因なんだろ… pic.twitter.com/VDT6mgIP9k
一部では、特定のサービスだけでなく、社内ネットワーク全体に影響を及ぼしているケースも報告されています。
AWSの障害の原因は何？考えられる4つの可能性
AWS側の公式発表はまだ出ていませんが、これまでの情報や過去の事例から、いくつかの原因が考えられます。
クラウドの内部構成に起因する問題とは？
過去にも、サーバー間のルーティングや内部ネットワークに異常が発生したことで、アクセス障害に繋がったケースがあります。
今回も、データセンター内部の通信設定ミスや更新不備の可能性が考えられます。
外部攻撃やDDoSの可能性は？
セキュリティ専門家の中には、大規模なDDoS攻撃による影響を指摘する声もあります。
クラウドサービスは標的となりやすく、防御体制が万全でも100%防ぎきれるものではありません。
定期メンテナンスが影響したケースも
AWSでは定期的にシステムアップデートが実施されています。
その過程で想定外のエラーが発生することもあり、今回も何らかの作業との関連が疑われています。
過去のAWS障害と比較して見える共通点
2017年、2021年にも同様の通信障害が起きており、内部ネットワーク構成や人為的なミスが原因でした。
今回もこれらと類似したパターンの可能性が高いと見られています。
影響範囲は？日常生活や企業活動への影響を解説
クラウドに依存するサービスが増える中、今回のような障害は大きな影響を及ぼします。
ECサイト、動画配信、決済などの影響
Amazonのクラウドを利用しているサイトが表示されない、ログインできないといった事例が多数発生。
動画配信サイトや決済システムも一部停止したことが確認されています。
企業の業務システムやインフラへの波及
社内システムのデータベースやサーバーがAWSに依存している企業では、業務全体がストップしたケースも。
リモートワーク環境にも影響が出ており、今後の対応が求められます。
現在の復旧状況とユーザーができる対処法
AWS公式による発表は6月13日午前5時時点でまだ確認されていませんが、一部では復旧の兆しも。
AWS公式の最新発表と対応状況
障害報告ポータル（AWS Service Health Dashboard）などの情報をチェックすることが重要です。
ユーザー側で試すべき応急処置とは
- 一時的なアクセス障害であれば、時間を置いて再接続を試す
- 他のネットワーク経由でアクセスしてみる
- 重要データのバックアップを定期的に取っておく
などの対策を意識しましょう。
今後の対策は？再発防止と備えておくべきこと
こうした障害が再発した場合に備え、事前の対策や代替案が必要です。
個人でできるバックアップと代替手段の準備
・大事なデータはローカル保存や別クラウドにも分散
・SNSやサービスログインで多重認証を設定
・インフラ障害時でも使える代替アプリを把握
企業が取るべきクラウド依存リスク対策
・AWS一本依存ではなく、マルチクラウド体制を構築
・障害発生時の社内フローや対応マニュアルを整備
・BCP（事業継続計画）への組み込みが必須
まとめ｜AWS障害の原因は何？
今回のAWS大規模障害は、生活やビジネスに大きな影響を与えています。
今後の原因究明や公式発表が待たれると同時に、私たち自身も障害に備える視点が求められます。
クラウドは便利である一方、依存リスクもあることを改めて実感させられる出来事でした。
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